地域支援活動「中越震災復興支援… 長岡市柿町の環境と地域再生にむけて」

(ジョーモネスク ジャパン Jomonesque Japan vol.1 掲載)
NPO法人 ジョーモネスクジャパン副理事長 鈴木 重壱


 昭和50年代を境に全国的に中山間地の疲弊とそれに起因する国土保全の危機がクローズアップされてきましたが、長岡市柿町は加えて、先の中越大震災の被災が引き金となって人口の減少とコミュニティーの弱体が加速し、将来の集落維持に黄信号が点滅し始めたのです。

 柿町と言えば縄文中期の遺跡(山下遺跡)が確認され、ジョーモネスクジャパンも6年ほど前から調査研究を支援してきた地域です。地域の皆さんはこの現状を重く受け止め「縄文をキーワードにした地域活性化」の推進母体として昨年春に「ざいごうの里縄文山下をよみがえらせる会」を結成し、集落の活性化に向けた活動がスタートしました。

 当会への協力依頼を受け、理事会では会の趣旨とも合致することから、「会を挙げて支援して行こう」ということになり、里山のランドスケープをはじめ遺跡の保全と利活用など小林理事長を先頭に直接監修に入ることになりました。

 以下は、柿地域のこれまでの活動状況です。ここに至るまでの因縁もあって今後会として積極的にかかわるだけでなく、会の活動拠点の一部として協働してゆきたいと思いますので、皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。

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1)柿集落センターにて縄文山下遺跡の保全計画を協議(正面中央は小林理事長・左は宮尾理事)
2)現地踏査
3)集落再生プランのアドバイス
4)取組の心意気が伝わる活動アピール看板
5)山下遺跡発掘現場付近を中心に始まった環境整備活動(メンバー集合写真)
6)縄文ランド構想